2021/11/26
気血水
目には見えませんが、からだの重要なエネルギーとなる「気」のほかに、からだを構成する大切な要素として「血」、「水」があります。
これら「気」、「血」、「水」の量が十分にあって、かつ、停滞せずにスムーズにめぐっている状態こそが、いわゆる“健康“な状態です。
気が停滞すれば、気の巡りが悪くなっている状態「気滞」になりますし、血が停滞すれば、血の巡りが悪くなっている状態「血瘀」、水が停滞すれば、体内の水分代謝が悪くなり、余計な水分の溜まった状態「痰湿 たんしつ」になってしまいます。
何より大切なのは、つねに「気」、「血」、「水」の巡りをよくし、循環させること。
そして、この三つのバランスを保つことです。
血は、栄養をからだのすみずみまで運ぶという役割、そして、精神状態を安定させるというふたつの役割を持っています。
栄養を運ぶという点では血液と同じですが、精神状態を安定させる働きは、血の特徴的なものです。そのため、血が不足すると、不安感が強くなったり、不眠傾向がみられるようになったりします。
水は、からだの栄養やうるおいとなるもの。具体的には、関節の潤滑液や細胞液、リンパ液など、体内における血以外の水分を指します。一般的に体液と呼ばれるものは、すべて、この水となります。
普段から水分を取ること、栄養を取ること、身体を滞らせないことがバランスを取ることにつながります。
リラクゼーションもも栄養や水分をとった上で上手に利用していただくと循環などの身体のバランスを整える手助けになります☺️✨