秋の気配が漂う明治神宮球場。

カクテル光線に照らされたスタジアムを埋め尽くした観客の注目は白地に赤のストライプのユニフォーム、55番に注がれています。

あまりの活躍ぶりに「村神様」とまでよばれるこの男がバッターボックスに入ると、球場は期待感で異様な盛り上がりを見せます。

ビールの売り子もこの時ばかりは商売にならず休憩でしょう。

2022年10月3日、今期の公式戦最終試合、最終打席。その初球。

ヤクルトスワローズの村上選手が56号ホームランを神宮球場の夜空に打ち上げました。

木のバットが完全にボールを捉えた瞬間、乾いた高音が鳴り響いたかと思うとあっという間にスタンドイン。

ヤクルトファンの待つライトスタンド中段に届く特大ホームランです。

打った瞬間に球場、いやテレビを見ている人全員がホームランを確信した瞬間でした。

すでにこの打席の前に村上選手の三冠王は確定していたのですが、この56号が偉大な三冠王の記録に花を添えたことは間違いありません。

シーズン途中からホームランと打点は独走状態でしたが、首位打者争いは最後まで気が抜けない展開。徹底的に弱点を突かれるなかですこしバッテイングの調子をくずしたときもありましたが、最後まで粘り強く戦い抜き、見事首位打者も獲得しました。

投手のレベルが上がり、150kmのボールを投げるピッチャーが珍しくなくなった今、ピッチャー優位といわれる時代です。

この時代にあって50本以上のホームランを打つのみならず、三冠王を獲得するとは驚きとしか言いようがありません。

才能あふれるものだけが集うプロ野球の世界で頭一つも二つも抜けた成績を残した村上選手のこれからが楽しみです。

一流の選手が記録に残る活躍をしているのを見ていると自然と楽しい気分になりますね。

我々は日常生活で普段から仕事で、家庭で、育児でストレスにさらされながら生活しています。

それだけに、つかの間であっても楽しい気分にしてくれるスホーツがあることはすばらしい息抜きです。

ヴィラ平和島も皆さまがいそがしい毎日のなかで、気軽に気分転換を計れる癒しスポットとしてお役に立てているでしょうか。

毎日同じことの繰り返しになりがちな日常生活で、ヴィラ平和島はほっと息が抜けるようなサービスを提供していきたい。

村上選手の獅子奮迅の活躍を見ながら、そんなことを感じた夜でした。

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